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第97回アカデミー賞で最優秀ドキュメンタリー賞を受賞したパベル・タランキン監督のオスカー像が、米国の空港における保安検査の過程で一時的に行方不明になっていたことがわかりました。
タランキン監督はドキュメンタリー映画『Mr Nobody Against Putin』で同賞を受賞し、ニューヨークのジョン・F・ケネディ国際空港からドイツ・フランクフルトへ向かう便に搭乗する際、受賞したばかりのオスカー像を機内に持ち込もうとしました。しかし、米運輸保安庁(TSA)の職員から「武器として使用される可能性がある」との理由で機内持ち込みを禁止され、チェックイン荷物として預けるよう指示を受けたとのことです。
オスカー像は高さ約34センチメートル、重さ約3.8キログラムの金属製で、先端がやや鋭い形状をしています。セキュリティ上の観点から潜在的な危険物と判断されることは、必ずしも想定外とはいえません。
タランキン監督は指示に従いオスカー像を預け荷物として託しましたが、到着後に像が届かず、一時的に行方不明となりました。その後、2日後に航空会社が像を追跡・発見し、無事に監督のもとへ届けられたと報じられています。
今回の出来事は、保安検査における安全対策の重要性とともに、貴重品の輸送時における取り扱い上の課題をあらためて浮き彫りにしました。