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英国のAIチップ分野で研究を行っていたソン・ユハン(Song Yuhang)氏が中国に帰国し、本年初めから南京大学(Nanjing University)人工知能学部の准教授に就任したことがわかった。
ソン氏は2022年にオックスフォード大学(University of Oxford)で博士号を取得しており、人工知能分野における同氏の論文は国際的に広く引用されている。また、米投資銀行JPモルガン(JP Morgan)が授与するAI研究賞の受賞歴があり、同分野の有力な若手研究者として知られている。
帰国の経緯や、以前在籍していたとされるチップ関連企業からの離職理由については、現時点で公表されていない。ただし、中国政府がAI分野の人材確保を国家戦略として推進していることが、今回の決定の背景にあるとの見方がある。
英国ではAI技術分野における優秀な研究者の国外流出が課題として指摘されており、今回の事例もこうした動向の一端を示すものといえる。各国がAI人材の獲得競争を強める中、研究者の移動は今後も注目される。