コスモエネルギー、米国産原油を日本へ輸入
コスモエネルギーホールディングスが米国産原油を日本に輸入したことが確認された。報道によれば、日本企業による米国産原油の本格的な受け入れとしては初めての事例とみられ、エネルギー業界で注目を集めている。
背景:調達先多角化の動き
日本は原油の大部分を中東地域からの輸入に依存しており、調達先の多角化は長年の課題とされてきた。米国ではシェール革命以降、原油の生産量が拡大し、2015年末に原油輸出が解禁されて以降、アジア諸国への輸出も増加傾向にある。
今回のコスモエネルギーによる米国産原油の受け入れは、こうした国際的なエネルギー供給構造の変化を反映した動きといえる。日本にとっては、調達先を中東以外にも広げることで供給リスクの低減につながる可能性がある。
今後の展望
米国産原油の輸入が今後どの程度の規模で継続されるかは現時点では明らかになっていない。ただし、日本政府がエネルギー安全保障の強化を政策課題として掲げるなか、調達先の分散に向けた取り組みの一環として、米国産原油の活用が広がるかどうかが注視される。
編集部では、今後の続報が入り次第、詳細をお伝えする予定である。