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スイスの主要サッカークラブであるFC バーゼル(FC Basel)は4月18日、米国のラッパー、カニエ・ウェスト(Kanye West)氏のコンサート開催を中止すると発表した。
同クラブは土曜日に公式声明を発表し、今回の決定を明らかにしている。カニエ・ウェスト氏はこれまでに反ユダヤ主義的とされる発言を繰り返しており、音楽業界や人権団体をはじめとする各方面から強い批判を受けてきた。FC バーゼルの今回の判断は、こうした社会的批判の高まりを受け、コンサート会場としての責任と社会的影響を総合的に考慮した結果とみられる。
なお、FC バーゼルの本拠地はバーゼルであり、ジュネーブではない。
欧州ではFC バーゼル以外にも、複数の会場やイベント主催者がカニエ・ウェスト氏の公演について中止や延期の対応を取っている。今回のキャンセルは、欧州全域で広がりをみせる同氏の公演中止の動きの最新事例となった。
過去の発言をめぐっては、文化機関や人権団体などからの批判が続いており、今後も各地で公演開催の是非をめぐる判断が注目される状況が続くとみられる。