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スロバキアとハンガリー、ドルジバパイプライン経由の原油受け取りを再開

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スロバキアとハンガリーは2026年4月23日、ロシアから中欧へ原油を供給する主要パイプライン「ドルジバ(Druzhba)」を通じた原油の受け取りを再開したと発表しました。同パイプラインは数か月にわたり供給が停止されていました。

ドルジバパイプラインはロシア領内を起点とし、ウクライナを経由して欧州各国へ原油を届ける大規模なインフラです。スロバキアとハンガリーはいずれも同パイプラインからの供給に大きく依存しており、長期間の停止は両国のエネルギー安全保障に深刻な影響を及ぼしていました。

パイプラインの停止は、ウクライナにおける戦争と、それに伴う欧州連合(EU)内の複雑な政策判断に関連するものとみられています。EUではウクライナへの支援強化とエネルギー供給ルートの確保をめぐり、加盟国間で調整が続けられてきました。今回の供給再開は、こうした一連の政策交渉が一定の合意に達したことを示すものと受け止められています。

供給の再開により、両国ではエネルギー供給の安定化が期待されます。一方で、戦争が続くウクライナを経由するエネルギー輸送路の持続可能性については、引き続き注視が必要です。