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ソフトバンク、リチウム・コバルト不使用のデータセンター用蓄電池開発を目指す

ソフトバンクが、データセンター向けの蓄電池からリチウムやコバルトといった希少金属を排除する技術の開発を目指していることが明らかになった。

AIの急速な普及に伴い、世界各地でデータセンターの建設が加速している。これに伴う電力需要の増大は深刻な課題となっており、安定した電力供給を支える蓄電池の重要性がこれまで以上に高まっている。一方で、現在主流のリチウムイオン電池はリチウムやコバルトなどの希少資源に依存しており、採掘時の環境負荷や特定国への供給集中といったリスクが指摘されてきた。

ソフトバンクが取り組むのは、こうした希少金属を使用しない代替型蓄電池の実現である。具体的な技術方式については現時点で詳細が明らかにされていないものの、ナトリウムイオン電池や鉄空気電池など、資源の偏在リスクが低い次世代蓄電技術が候補として考えられる。

データセンター用蓄電池は、家電向けや車載向けとは異なり、大容量かつ長寿命であることが求められる。希少金属に頼らない設計が実用化されれば、調達コストの低減やサプライチェーンの安定化にもつながる可能性がある。

大規模なAIインフラへの投資を進めるソフトバンクにとって、電力周辺技術の内製化はエネルギー戦略上の重要な一手といえる。今後の技術選定や実証実験の進展が注目される。