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トランプ(Trump)米大統領は、ブリッジャー社が計画するカナダ・ワイオミング間の原油パイプライン事業を承認する大統領令に署名した。
本プロジェクトは、カナダ産原油を米国・カナダ国境からワイオミング州まで輸送するパイプラインを建設する計画である。北米のエネルギーインフラ構想の重要な一環として位置付けられており、カナダの豊富な石油資源を米国内へ安定的に供給する基盤の整備が期待されている。
米国のエネルギー政策においては、国内のパイプラインインフラの整備・維持が重要課題として掲げられてきた。カナダは米国にとって最大級のエネルギー供給国であり、パイプラインを通じた効率的な石油供給ルートの確保は、両国間の経済・エネルギー協力をさらに深化させるものとなる。
石油パイプライン関連のプロジェクトは、過去にも政権交代に伴い承認と中止が繰り返されてきた経緯がある。キーストーンXLパイプラインはオバマ政権下で却下され、トランプ第1期政権で承認された後、バイデン政権で再び許可が取り消された。今回の承認についても、現政権がエネルギー安全保障と産業振興を重視する姿勢を改めて示したものと受け止められている。
今後は建設工程の具体的なスケジュールや投資規模の発表が見込まれるほか、エネルギー業界の関係者や環境団体からさまざまな反応が寄せられることが予想される。事業の進展を引き続き注視していく。