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韓国の大手IT企業ネイバー(Naver)が、AI検索製品「AI Tab」のクローズドベータ版を来週にも開始する見通しです。グーグル(Google)が韓国市場でAI機能の攻勢を強めるなか、ネイバーにとって最大級の対抗策と位置づけられています。
グーグルのAI統合が引き金に
グーグルは4月22日、韓国においてブラウザ「Chrome」にAIアシスタント「Gemini」を組み込む形で提供を開始しました。Chromeは世界のブラウザ市場で約70%のシェアを占めており、グーグルが既存のユーザー基盤を活用してAI機能を直接届ける体制を整えたことになります。
韓国市場の特殊性
韓国は、グーグルが検索分野で地元企業を上回ることができなかった数少ない主要市場のひとつです。ネイバーは長年にわたり検索エンジン市場で確固たる地位を築いてきました。しかし、グーグルがAI統合という新たな切り口で攻勢をかけるなか、従来の優位性だけでは市場地位を維持できないとの危機感が強まっているとみられます。
今後の焦点
「AI Tab」の具体的な機能や本格展開のスケジュールは現時点で明らかにされていません。ネイバーがこの製品を通じて韓国のユーザーにどのような独自の価値を提示できるかが、今後の競争の行方を左右する重要な焦点となりそうです。