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バングラデシュ西部パブナ県に建設中のループプル原子力発電所(Rooppur Nuclear Power Plant)において、1号機への核燃料の装荷作業が開始された。同国にとって初めての原子力発電所であり、今回の燃料装荷は商業運転に向けた重要な節目となる。
同発電所はロシアの国営原子力企業ロスアトム(Rosatom)が建設を手がけており、出力120万キロワット級のVVER-1200型加圧水型軽水炉を2基備える計画である。バングラデシュ政府は増大する電力需要への対応と、化石燃料依存からの脱却を目指し、原子力発電の導入を推進してきた。
燃料装荷から商業運転開始までには、臨界達成や出力試験など複数の段階を経る必要がある。順調に進めば、バングラデシュは南アジアにおいてインド、パキスタンに次ぐ原子力発電国となる。
なお、ループプル原発をめぐっては、ロシアとの資金協力の枠組みや安全基準の確保など、今後も注視すべき論点が残されている。編集部では引き続き関連情報を確認し、続報をお届けする予定である。