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ホンハイ精密工業(Hon Hai Precision Industry Co.)が、米タイム誌(Time)の2026年版「最も影響力のある企業100社」に選出された。5月2日、台湾の中央通訊社(CNA)が報じた。
タイム誌はホンハイについて、人工知能(AI)分野における「最も重要なプレイヤーの一つ」と評している。台湾に本拠を置く同社は、スマートフォンやノートパソコンなど電子機器の受託製造(EMS)で世界最大手として知られる。近年はAI関連事業への投資を加速させており、AIサーバーやデータセンター向け機器の製造においても存在感を強めている。
こうした選出の背景には、AI時代の到来に伴い、半導体やデバイスの生産を担う製造基盤の戦略的価値が国際的に再評価されていることがある。ソフトウェアやアルゴリズムの開発だけでなく、それらを動かすハードウェアを大規模かつ安定的に供給できる企業の重要性が、あらためて注目を集めている。
ホンハイは2024年以降、米エヌビディア(NVIDIA)との協業を深めるなど、AI基盤の構築に向けた取り組みを積極的に進めてきた。今回の選出は、製造業とAI産業の結節点に位置する同社の役割が、グローバルな視点から高く評価された結果といえる。