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メタ、アマゾンのカスタムCPUチップ採用で提携契約を締結

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メタ(Meta)は、アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)とCPUチップの使用に関する提携契約を締結した。この契約により、メタはアマゾンが開発するカスタムCPUチップの採用を本格化させるとみられ、同社のクラウドインフラ戦略が新たな段階に入ったことがうかがえる。

AI(人工知能)技術の急速な進化に伴い、大規模なデータセンターを運営する企業では、自社のニーズに特化したカスタムチップの開発・調達を加速させる動きが広がっている。メタにおいても、大規模なAIモデルのトレーニングや推論処理に必要な計算能力を確保するため、チップ調達先の多様化を進めているとみられる。こうした動きは、業界全体でサプライチェーンの安定化やコスト最適化を図る傾向を反映したものといえる。

アマゾンはこれまで、自社クラウドサービス向けに「グラビトン(Graviton)」シリーズと呼ばれるカスタムプロセッサを開発・提供してきた。同シリーズは高い処理性能とコスト効率を両立しているとされ、複数の企業から関心を集めている。今回の提携は、メタがこのチップを大規模に採用する契約になるとみられている。

メタはこれまで主にエヌビディア(NVIDIA)製のGPUに依存してきたが、チップ供給の安定性確保や調達コストの削減を見据え、複数のベンダーからの調達を進める方針を打ち出している。今回のアマゾンとの提携は、そうした調達多角化戦略の一環として位置づけられる。AI時代に求められる計算能力とインフラ基盤の強化に向け、今後の展開が注目される。