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ニューヨークで開催されるメットガラに対し、ボイコットを呼びかける運動が広がりを見せている。
米電子商取引大手アマゾンの創業者で資産家のジェフ・ベゾス氏と妻のローレン・サンチェス・ベゾス氏が、今年のメットガラのスポンサーおよび共同議長を務めることが発表された。これを受け、複数の団体や個人がボイコットを呼びかけている。
メットガラは毎年、ニューヨークのメトロポリタン美術館コスチュームインスティテュートが主催するファッションと芸術の祭典である。映画スターや音楽アーティストをはじめ各界の著名人が集い、世界的に注目される一大イベントとして知られている。会場で披露される衣装や表現はファッション業界のトレンドに大きな影響を与えることも多く、文化的な発信力の高さが特徴だ。
今回のボイコット運動の背景には、ビリオネアと呼ばれる超富裕層による文化事業への資金提供と、それに伴う影響力の拡大に対する懸念がある。世界的に富の集中や貧富格差の拡大が指摘されるなか、著名な文化機関が大型寄付を受け入れることの是非をめぐる議論が改めて注目を集めている。
一連の抗議活動は、富裕層と公共文化機関の関係性について社会に問いを投げかけるものとなっている。