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ニュージーランドのプロラグビーチーム「モアナ・パシフィカ(Moana Pasifika)」が、公的ローンの返済に行き詰まっていることが明らかになりました。同チームはローンの利子および元本を合わせた21万7,500ドルの支払いを履行できておらず、資金提供元であるスポーツNZ(Sport NZ)が貸付金を焦げ付きとして処理せざるを得ない状況に直面しているとみられます。
モアナ・パシフィカは、太平洋島嶼国出身の選手の育成とラグビーの発展を目的として設立されたプロフランチャイズです。スポーツNZから公的資金による支援を受け、スーパーラグビー・パシフィックに参戦してきました。
しかし、新型コロナウイルスの感染拡大やスポーツイベント開催への制約などにより、経営環境は厳しさを増しました。試合開催に伴う観客収入やスポンサーシップ収入が減少し、返済義務の履行が困難になったものとみられます。
スポーツNZがこの貸付金を損失として処理することになれば、公的資金の運用効率や支援制度の在り方について、ニュージーランド国内で改めて議論が生じる可能性があります。太平洋島嶼地域のスポーツ振興という社会的意義と、公的資金の適切な管理との間で、今後どのようなバランスが求められるのか注目されます。