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事件の概要
米国の名門アラバマ大学(University of Alabama)の元フットボール選手が、ウィッグとメイクを用いてNFL(ナショナル・フットボール・リーグ)の現役選手になりすまし、複数百万ドル規模のローン詐欺を行ったとして、米連邦当局に起訴された。プロ選手の社会的信用を悪用した計画的な犯行とみられている。
手口と規模
起訴内容によれば、被疑人は化粧とウィッグを装着して複数のNFL選手になりすまし、偽造身分証などの詐欺文書を金融機関に提出してローンを詐取したとされる。入手した融資金は、事前に契約を交わした別人に譲渡するなど、多段階の詐欺スキームが構築されていたと指摘されている。被害は複数の金融機関に及び、被害総額は数百万ドル規模に上るとみられる。
今後の捜査
米連邦当局は本件を大規模で悪質な詐欺事件と位置づけ、厳しく対処する方針を示している。今後は複数の金融機関や被害者への聴取を進め、共犯者の有無や資金の流れを解明する見通しだ。大学スポーツの経験者がプロ選手の信用を悪用した類似事件として、今後の司法判断が注視される。