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香港の非営利団体・中華YMCA(Chinese YMCA of Hong Kong)が実施した調査で、親子が一緒にビデオゲームをプレイする家庭では、そうでない家庭と比べて家族関係をおよそ20%高く評価する傾向があることが報告された。
従来、ビデオゲームは親子関係を損なう要因として懸念されることが少なくなかった。しかし今回の調査結果は、ゲームを一方的に監視・制限する従来のアプローチとは異なり、親子が共に参加するという新たな関わり方の意義を示唆するものといえる。中華YMCAは発表の中で、保護者に対し、子どものゲーム習慣を単に観察・監督するだけでなく、一緒に活動へ参加することの重要性を指摘した。
デジタル化が進む現代社会において、ビデオゲームは子どもたちにとって日常的なコンテンツとなっている。親子でこうした活動を共有することにより、世代間の理解が深まり、互いの関心や価値観を把握する機会が増えるとみられる。とりわけゲームというインタラクティブなメディアを介した親子間のコミュニケーションは、従来の「教える・学ぶ」という一方向の関係とは異なり、対等な関係の構築にもつながる可能性がある。
今回の調査は、ゲームを単純に制限・排除するのではなく、家族間のコミュニケーションを促すツールとして活用しうることを示した一例といえる。なお、調査の詳細な方法論や対象者数については、今後の追加報告が待たれる。