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韓国初のAI生成長編映画『I’m Popo』が劇場公開

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AI(人工知能)技術の急速な発展に伴い、映像制作の分野でもその活用が広がりを見せている。このほど、韓国発の長編映画『I’m Popo』が劇場公開された。配給元によると、映像すべてをAIで生成した韓国初の長編映画とのことである。

作品の舞台は、各家庭にAIが常備された近未来の世界。AI搭載のロボット警察官が登場し、アルゴリズムによって「将来の犯罪者」と判定された子どもを追跡するという設定になっている。一方、悲しみに沈む父親がこのアルゴリズムの判定内容を法廷に持ち込み、異議を唱えるという展開が物語の軸を成している。

監督を務めたのはキム・イルドン(Kim Il-dong)氏。ウェブトゥーン(韓国の縦スクロール漫画)の制作者として知られており、今作が長編映画の監督デビュー作とみられる。キム監督は脚本の執筆に加え、AI生成用のプロンプト入力も自ら手がけたという。なお、声優の演技については映画業界の専門職が担当したとのことである。

AI技術を映像制作の全面に取り入れた点は、映画産業における新たな試みとして関心を集めている。同時に、作品の題材自体がAIによる判定と人間の権利をめぐる倫理的課題を扱っており、技術の創造的活用とその社会的影響の双方を考えさせる内容となっている。

韓国では近年、AI関連技術への投資やコンテンツ産業の振興が進んでおり、本作の公開は今後のAI活用型映像制作の動向を占う一つの事例として注目される。