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概要
カナディアンフットボールリーグ(CFL)は、サスカチュワン・ラフライダーズ所属のレシーバー、アジョウ・アジョウ選手に関する調査を実施し、同選手が複数の女性に対して「侵略的で迷惑な身体接触」を行ったと結論づけた。これを受け、ラフライダーズは同選手との契約を終了した。
事件の経緯
問題とされた事案は2025年11月、カナダ・レジャイナのレストランで発生した。ラフライダーズがグレイカップ(CFL年間チャンピオンシップ)で通算5度目の優勝を果たした直後、記念パレードが行われた当日にあたる。祝勝ムードの中で、アジョウ選手が複数の女性に不適切な接触をしたとの通報がなされた。
CFLの調査と処分
CFLは関係者からの聞き取りを含む調査を実施し、同選手の行為を問題視する結論に至った。ラフライダーズはこの調査結果を重く受け止め、契約解除を決定した。CFLは従来から選手の不適切行為に対して厳格な姿勢を示しており、今回の処分もその方針に沿ったものとみられる。
背景
プロスポーツ界では近年、選手による女性への暴力やハラスメント事案への対応が問われている。リーグやチームが迅速に処分へ踏み切った点は、従来の対応と比較しても踏み込んだものといえる。本件は、競技団体における女性の安全確保とガバナンスのあり方を改めて問い直す契機となりそうだ。