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Iron Mountain、AI需要によるデータセンター好調で通期見通しを上方修正

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データ保管・情報管理大手の米Iron Mountainが、2025年通期の業績見通しを上方修正した。AI(人工知能)関連の需要拡大を追い風に、データセンター事業が好調に推移していることが背景にある。

Iron Mountainは従来、紙文書や磁気テープなどの物理的な情報保管を主力事業としてきたが、近年はデータセンター事業への転換を加速させている。生成AIの普及に伴い、大規模言語モデルの学習・推論に必要な計算基盤への需要が世界的に高まっており、同社のデータセンター部門がその恩恵を受けている形だ。

通期見通しの具体的な引き上げ幅については、同社の決算発表で詳細が示されている。データセンター市場では、主要クラウド事業者やAI企業による大規模な設備投資が続いており、施設の供給が需要に追いつかない状況が各地で報告されている。

Iron Mountainのようにデータセンター事業を拡大する動きは業界全体で広がっている。従来型の不動産投資信託(REIT)や通信事業者もデータセンター分野への参入・拡大を進めており、AI時代のインフラ需要を取り込む競争が激しさを増している。

今後もAI関連の投資が継続する見通しのなか、データセンター事業者の業績動向は、AI産業全体の成長を測る一つの指標として引き続き注目される。