イラン、UAEにミサイル・ドローン攻撃——4月の停戦後初
アラブ首長国連邦(UAE)は、イランからミサイルおよびドローン(無人機)による攻撃を受けたと発表した。4月に成立した停戦合意以降、イランからの直接的な軍事攻撃が確認されたのは今回が初めてとみられる。
攻撃の概要
報告によれば、イランの軍事勢力がミサイルとドローンをUAE領土に向けて発射した。被害の詳細や死傷者の有無については、現時点で確認が取れていない。4月には両国間の緊張緩和を目的とした停戦合意が成立していたが、今回の攻撃により、その実効性に深刻な疑問が生じている。
米国、ホルムズ海峡の安全確保を強化
一方、米国はホルムズ海峡を通行する船舶の安全確保に向けた支援体制を強化している。ホルムズ海峡は世界有数の石油輸送ルートであり、地政学的に極めて重要な海域にあたる。イランおよびその関連勢力による攻撃の脅威が継続するなか、航行の自由を維持する取り組みが進められている。
今後の焦点
今回の攻撃が停戦合意の事実上の破綻を意味するのか、あるいは限定的な対抗措置にとどまるのかは、現時点では判断が難しい。地域の不安定化は国際的なエネルギー供給にも影響を及ぼしかねず、今後の情勢展開が注視される。