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サムスンとLGのディスプレイ子会社、1~3月期に堅調決算の見通し

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サムスン電子のディスプレイ子会社であるサムスン・ディスプレイと、LGディスプレイは、2026年1~3月期に堅調な利益を計上する見通しを示した。季節的な需要低迷が想定される時期にあたるが、グローバルなメモリチップ不足が中国の競合企業に深刻な影響を与えたことが、好業績の背景にあるとみられる。

複数のブローカー企業の試算によると、非上場企業であるサムスン・ディスプレイの1~3月期の営業利益は、最大5000億ウォン(約3億4000万ドル)程度と見込まれている。前年同期と比較して安定した水準を維持する見通しであり、市場関係者の事前予想を上回る結果となった。

本来であれば、メモリ関連コストの上昇はパネルメーカー全体の収益を圧迫する要因として想定されていた。しかし実際には、このコスト圧力が国際競争力の低い中国企業に大きな打撃を与え、韓国の有力メーカーは相対的な経営優位を確保したと分析されている。

パネル業界は、グローバルなサプライチェーンの変動の影響を強く受ける産業である。今回の結果は、技術力と規模の経済で優位に立つ韓国企業が、業界の構造的な変動期においても競争優位性を維持しうることを示唆しているといえる。今後の四半期でメモリ市況がどのように推移するかが、引き続き業界全体の収益動向を左右する焦点となりそうだ。