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イギリスのキア・スターマー(Keir Starmer)首相は2026年4月17日、パリで行った演説のなかで、ホルムズ海峡における航行の自由を回復するための防衛ミッションに、十数カ国以上が参加を表明していることを明らかにしました。
ホルムズ海峡は、ペルシャ湾とオマーン湾を結ぶ中東有数の海上交通路であり、世界の原油流通の大部分がこの海峡を経由しているとされています。同海峡の安全確保は、国際的なエネルギー供給の安定に直結する課題として、各国が高い関心を寄せてきました。
スターマー首相は演説で、複数国による共同の防衛ミッションが地域の安定と国際的な海運秩序の維持に不可欠であるとの認識を示しました。さらに、参加各国が軍事資産や運用能力をミッションに提供する準備を整えていることは、国際社会の結束を反映するものだと指摘しています。
具体的な参加国名への言及はありませんでしたが、イギリスは従来から中東地域の海上安全保障において主導的な役割を果たしてきた経緯があります。今回の発表は、航行の自由をめぐる多国間協力の枠組みが着実に進展していることを示すものといえます。
今後、ミッションの具体的な運用体制や参加国の詳細が明らかになるかどうかが注目されます。