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スーダンの人気バンド「アスワット・アルマディーナ(Aswat Almadina)」が、3年にわたる内戦のさなかにあっても音楽活動を続けていると、BBCが報じました。
スーダンでは2023年4月、国軍と準軍事組織「即応支援部隊(RSF)」との間で大規模な武力衝突が発生し、以来、深刻な人道危機が続いています。数百万人が国内外への避難を余儀なくされ、多くの文化施設やインフラが破壊されました。音楽シーンも例外ではなく、多くのアーティストが国外へ退避しています。
こうした過酷な状況の中で、アスワット・アルマディーナのメンバーたちは活動を止めませんでした。紛争が始まった当時、メンバーたちはスタジオでの録音作業中だったといいます。「武器の音は大きかったが、いつもそこには音楽があった」と、メンバーは当時を振り返っています。砲撃や銃声が日常となった環境にあっても、音楽が人々の精神的な支えとなってきたことがうかがえます。
同バンドの存在は、困難な状況下でも文化的な表現を守り続けようとする人々の象徴として、国内外から注目を集めています。戦争がもたらす破壊の中にあっても、人間の創造性や芸術の力が失われることはない――アスワット・アルマディーナの活動は、そのことを静かに、しかし力強く示しています。