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スーダン南コルドファン州(South Kordofan)のデリング(Delling)地域において、民間人の被害が急速に拡大している。
国連機関を含む国際保護団体の報告によると、2026年2月以降、同地域では少なくとも100人の民間人が殺害された。4月初めだけで35人が命を落としており、激しい地上戦と空中爆撃が継続するなか、民間地域への無差別砲撃や空爆が警告なく繰り返されている状況である。
過去数週間ではさらに25人以上が負傷した。また、西ダルフール(West Darfur)州の病院がドローン攻撃を受け、3人が死亡するなど、医療施設も攻撃の対象となっている。こうした暴力の拡大により、5万人を超える民間人が深刻なリスクにさらされていると報告されている。
国連および国際人道機関は状況の悪化に強い懸念を表明し、民間人の保護と人道アクセスの確保を求めている。スーダンでは2023年4月に国軍と準軍事組織「即応支援部隊(RSF)」の間で武力衝突が勃発して以来、大規模な人道危機が続いており、南コルドファン州の事態はその深刻さをあらためて示すものとなっている。