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ソマリアの警察対テロ司令部は2026年4月19日、同国南東部ロワー・シャベレ(Lower Shabelle)地域において、アルシャバーブ(Al-Shabaab)と関連する武装勢力が設置した違法な徴税検問所を解体する作戦を実施したと発表した。当局によれば、この計画的な作戦により現地の有力指導者1名が殺害され、検問所が破壊されたという。
ロワー・シャベレ地域は首都モガディシュ(Mogadishu)の南西部に位置し、アルシャバーブの活動拠点の一つとして知られている。同勢力は支配下の地域に検問所を設け、民間人や商人から強制的に金銭を徴収する活動を継続しているとされる。こうした違法な租税活動は地域の経済を圧迫し、住民の日常生活にも深刻な影響を及ぼしてきた。
アルシャバーブはアルカイダ系の過激派組織であり、ソマリアの治安情勢を不安定化させる主要な要因となっている。首都を含む各地で爆弾テロや銃撃事件が報告されており、政府との対立が長期化している。今回の作戦は、違法な徴税を通じた資金調達網の遮断を狙ったものとみられ、ソマリア当局は引き続き同地域での治安維持活動を強化していく方針とみられる。