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トランプ大統領の海軍拡張計画、議会承認と造船能力が課題に

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トランプ(Donald Trump)米大統領は、ホワイトハウス復帰後に掲げた海軍再構築構想「ゴールデン・フリート(黄金艦隊)」の具体化を進めている。2025年4月3日に発表された2027会計年度の予算案では、防衛費として米国史上最大となる1兆5,000億ドルが要求された。

このうち、34隻の艦船建造に658億ドルが充当されている。とりわけ注目されるのは、次世代戦艦の建造に向けた初期資金が盛り込まれた点である。報道によれば、トランプ大統領は同艦に自らの名前を冠することを希望しているとされ、海軍力強化に対する大統領の長年の関心が、具体的な予算配分として反映された形となった。

ただし、この計画の実現にはいくつかの課題が指摘されている。まず、米国議会での予算承認が不可欠であり、与野党間の協議が今後の焦点となる。加えて、造船能力において中国(China)が優位にあるとされる現状も、計画推進にあたっての大きな壁となる可能性がある。米国の造船基盤は長年にわたり縮小傾向にあり、大規模な艦隊拡張を支えるだけの産業インフラを短期間で整備できるかどうかは不透明な状況にある。

今後、議会審議の行方と造船計画の進捗が、構想の実現度合いを左右する重要な指標となるだろう。