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バルドウィン氏に対する民事訴訟、秋の審理へ――映画『ラスト』撮影現場の銃撃事件

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バルドウィン氏に対する民事訴訟、秋の審理へ――映画『ラスト』撮影現場の銃撃事件

米国の裁判官は現地時間4月12日、俳優アレック・バルドウィン(Alec Baldwin)氏に対する民事訴訟について、今秋の裁判所審理に進むことを認める判断を下した。本件は、映画『ラスト』(Rust)の撮影現場で2021年に発生した銃撃事件に端を発するものである。

事件の経緯

2021年10月、米ニューメキシコ州の撮影現場において、バルドウィン氏が小道具の銃を扱った際に実弾が発射され、撮影監督のハリナ・ハッチンズ(Halyna Hutchins)氏が死亡、監督のジョエル・ソウザ(Joel Souza)氏が負傷する事故が起きた。この事件は映画業界における銃器管理のあり方について広く議論を呼んだ。

民事訴訟の進展

今回の判断により、バルドウィン氏の民事上の責任が正式に法廷で審理されることとなった。訴訟では、撮影現場における安全管理体制や、プロデューサーとしての同氏の注意義務が争点になるとみられる。

なお、同事件をめぐっては刑事手続きも進められてきた経緯がある。2024年には過失致死の刑事裁判が開かれたものの、証拠開示に関する問題を理由に公訴が棄却されている。今回の民事訴訟はこれとは別の手続きであり、刑事裁判とは異なる基準で責任の有無が判断される。

今後の見通し

裁判は今秋に開始される予定であり、バルドウィン氏側の主張や具体的な争点の整理が今後進められる見込みである。事件から数年が経過するなか、民事裁判の行方が改めて注目されている。