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女優ブレイク・ライブリー氏と、映画監督で俳優のジャスティン・バルドーニ氏が、2024年公開の映画『It Ends With Us』を巡る法的紛争について和解に達した。ライブリー氏がメット・ガラに出席した直後に和解が報じられ、約1年にわたって続いてきた両者の対立は一区切りを迎えた格好だ。
発端は昨年、ライブリー氏が同作の制作現場でセクシュアルハラスメントを受けたとしてバルドーニ氏を告発したことにあった。バルドーニ氏側は一貫して疑惑を否定。その後ライブリー氏は、自身に対する名誉毀損キャンペーンが展開されたとして、バルドーニ氏とその制作会社を相手取り訴訟を提起した。制作側はこの主張についても否定する姿勢を崩していなかった。
両者の代理人は、和解の具体的な条件や金銭的な内容については明らかにしていない。『It Ends With Us』は家庭内暴力をテーマとした作品で、バルドーニ氏は監督を務めると同時に俳優としても出演していた。公開後にはライブリー氏がインタビューでハラスメント疑惑を示唆する発言を行い、両者の不和が表面化したと伝えられている。
今回の和解により、ハリウッドで大きな注目を集めてきた一連の係争は法廷外で決着することとなった。作品のテーマと現場の実態を巡る議論は、業界における労働環境のあり方を改めて問いかけている。