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マリの軍事政権を率いるアシミ・ゴイタ(Assimi Goita)氏が国防相を兼務すると、マリ国営テレビが5月4日に報じました。
前国防相は4月25日、アルカイダ系武装勢力とトゥアレグ(Tuareg)分離主義勢力による協調攻撃を受けて殺害されており、ゴイタ氏が後任を務める形となりました。この攻撃は複数の武装勢力が同時に実行した大規模なもので、マリにおける治安情勢の深刻さを改めて浮き彫りにしています。
ゴイタ氏は2020年のクーデター以来、マリの軍事政権で指導的立場を占めてきました。今回の国防相兼務により、同氏のもとで軍事権限の集中がさらに進むとみられます。
マリの北部および中部地域では、アルカイダ系勢力やトゥアレグ分離主義者による武力活動が長年にわたり続いており、民間人への被害も後を絶ちません。地域の不安定化が深まるなか、ゴイタ氏がどのような安全保障戦略を打ち出し、治安の回復に取り組むかが、マリの今後の安定を左右する重要な焦点として注視されています。