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鉄鋼大手アルセロールミッタル(ArcelorMittal)の主要株主であるラクシミ・ミタル(Lakshmi Mittal)氏率いるグループが、インドプレミアリーグ(IPL)のフランチャイズを16億5000万ドル(約2400億円相当)で買収することが明らかになった。買収グループには、インドの医薬品・バイオテクノロジー分野で知られるプーナワラ(Poonawalla)一族も参加している。
16億5000万ドルという買収額は、IPLフランチャイズの取得額としては過去最大規模とみられる。IPLは2008年の創設以来、南アジア地域で最も成功したプロクリケットリーグとして成長を続けており、放映権料は数十億ドル規模に達している。近年はインド国内外の大手資本による参入が相次ぎ、スポーツビジネスとしての存在感を一段と高めている。
ミタル氏はインド出身で世界有数の鉄鋼企業を率いる実業家であり、プーナワラ一族はワクチン製造大手セラム・インスティテュート・オブ・インディアなどを傘下に持つ有力な企業グループである。両者の参画は、インドのスポーツ産業に対する大型資本の関心の高まりを改めて示すものといえる。
今回の買収は、クリケットという競技がインド経済において持つ影響力の大きさを象徴する動きであり、今後のリーグ運営や他フランチャイズの評価額にも影響を与える可能性がある。