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北朝鮮とロシアの防衛協力協定構想、中国の警戒を招く可能性とアナリストが指摘

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北朝鮮とロシアの防衛協力協定構想、中国の警戒を招く可能性とアナリストが指摘

北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)とロシアが5年間にわたる防衛協力協定の締結を検討していることについて、中国が警戒感を強めている可能性があると、複数のアナリストが指摘しています。

ロシア国営タス通信によると、ロシアのアンドレイ・ベルーソフ国防相は4月26日、平壌を訪問し、金正恩(キム・ジョンウン)総書記と会談しました。ベルーソフ国防相は会談の場で、両国の関係が「前例のないほど高い水準」にあると述べ、防衛分野での協力が準備段階に入っていることを明らかにしました。

北朝鮮はこれまで、軍事力の近代化において中国からの支援に大きく依存してきた経緯があります。ロシアとの防衛協力体制が本格的に構築されれば、北朝鮮にとって軍事支援の供給元が多元化することになり、複数の領域で軍事近代化が加速する可能性があるとみられています。

こうした動きについて、アナリストの間では、北朝鮮とロシアの急速な接近が東アジア地域の安全保障環境に影響を及ぼしうるとの見方が広がっています。とりわけ中国にとっては、北朝鮮に対する自国の影響力が相対的に低下する懸念があり、両国の軍事的結びつきの強化を注視しているものとみられます。

現時点では、協定の具体的な内容や締結時期について公式な発表はなされていません。今後の交渉の進展が、北東アジアの安全保障秩序にどのような影響を与えるか、引き続き注目されます。