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中国時代劇の「厚化粧」批判が話題に――14年前の俳優に再注目集まる

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中国の配信ドラマを巡るメイク論争が、思わぬ形で過去の作品への再評価につながっている。

話題の発端は、中国人俳優ザン・リンホー(Zhang Linghe)が出演するロマンス時代劇『Pursuit of Jade』の一場面だった。将軍役を演じるザン・リンホーの映像がインターネット上で拡散したところ、ファンデーションの厚さが不自然だとして批判が集中。ネット上では「ファンデーション将軍」というあだ名まで付けられ、大きな議論を呼んだ。

もともとこの映像は、ファンがザン・リンホーを応援する目的で作成・投稿したものと報じられている。しかし意図とは裏腹に、メイクの仕上がりに対する厳しい指摘が相次ぐ結果となった。

一方で、この騒動をきっかけに注目を集めたのが、台湾系アメリカ人俳優ピーター・ホー(Peter Ho)の過去作品である。ピーター・ホーは約14年前に同じく将軍役を演じており、今回の議論が広がる中で、彼の自然な舞台メイクや豊かな表現力が改めて高く評価される動きが生まれた。

古い作品が時を経て新たな脚光を浴びるという予想外の展開は、インターネット時代ならではの現象といえる。ひとつの話題が過去の作品の再発見につながり、俳優のキャリアに思わぬ追い風となる――SNS上の批評文化が持つ影響力の一端が垣間見える出来事となった。