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毎朝3時間の執筆を続けたシンガポールの母親、デビュー小説で文学賞を受賞

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シンガポール在住の在宅の母親、ラトナ・ダマヤンティ・タハ(Ratna Damayanti Taha)さんが、デビュー小説『Mind The Gap』で2026年のエピグラム・ブックス・フィクション賞(Epigram Books Fiction Prize)を受賞した。

同賞はシンガポールの出版社エピグラム・ブックスが主催する文学賞で、東南アジアの優れたフィクション作品に贈られるものとして知られている。

受賞作『Mind The Gap』は、シンガポールで成長するマレー系の少女を主人公に据えた物語である。タハさんは育児や家事と並行しながら、毎朝3時間を執筆にあて、この作品を完成させた。限られた時間のなかで日々の創作を積み重ねるという地道な取り組みが、高い評価につながった形だ。

タハさんは幼少期、父親が即興で語るベッドタイムストーリーに親しみ、学校時代にも創作を続けていたという。こうした経験が、のちの執筆活動の土台になったと考えられる。

時間的な制約があるなかでも継続的に創作へ取り組み、作品を世に送り出したタハさんの受賞は、同じように限られた環境で表現活動を続ける多くの人にとって、励みとなる事例といえるだろう。