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中国・深セン証券取引所(Shenzhen Stock Exchange)内に設けられた新興企業向け取引ボード「チャイネクスト(ChiNext)」が、11年ぶりとなる新高値を更新しました。
チャイネクストは16年前に創設された市場で、米国のナスダック(Nasdaq)に近い位置づけとされています。今週に入り、ボード内の時価総額上位50社で構成される「チャイネクスト50指数」と、全銘柄を対象とした「チャイネクスト・コンポジット指数」の両指数が、2015年に記録した高値を上回りました。この上昇ペースは、人民元建ての他の主要株価指数を上回っています。
市場関係者によれば、好調の背景には複数の要因があります。まず、チャイネクスト上場企業の利益成長率が市場平均を上回っている点が挙げられます。加えて、再生可能エネルギー関連企業の比率が高いことが、脱炭素の流れを重視する投資家の買い意欲を支えているとみられます。
さらに、上場・取引ルールの改革により、より幅広い投資家がこのボードへアクセスしやすくなったことも、資金流入を後押しする一因と考えられています。制度面の整備が進んだことで、個人投資家を含む市場参加者の裾野が広がりつつあります。
今後、チャイネクストが持続的な成長軌道を維持できるかどうかは、上場企業の業績動向や中国全体の経済政策の方向性にも左右されることになりそうです。