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石油資源開発株式会社(JAPEX)が、今後10年間で石油・天然ガスの生産量を現在の約4倍に拡大する経営目標を掲げていることが分かった。あわせて、米国市場への本格的な事業展開も視野に入れているという。
同社は国内有数の石油・天然ガス開発企業として、北海道や秋田県などの国内鉱区に加え、海外でも探鉱・開発事業を手がけてきた。今回の大幅な生産拡大方針は、世界的なエネルギー需要の変化や地政学的リスクの高まりを背景に、上流事業の強化を図るものとみられる。
米国への展開については、シェールオイル・ガスをはじめとする豊富な資源ポテンシャルや、投資環境の安定性が判断材料になっているとみられる。日本のエネルギー安全保障の観点からも、調達先の多様化につながる動きとして注目される。
ただし、生産量を4倍に引き上げるには大規模な設備投資や人材確保が不可欠であり、原油価格の変動リスクや脱炭素の潮流との整合性など、課題も少なくない。今後公表される具体的な中長期経営計画の内容が焦点となる。