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米下院、イラン軍事作戦の制限決議を否決

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概要

米国・ワシントンで16日、下院はドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領によるイラン軍事作戦を制限しようとした民主党主導の決議案を僅差で否決した。共和党主導の下院が、現政権の軍事方針を支持する姿勢を改めて示した形となる。

否決された決議案の内容

否決された決議案は、連邦議会がイランに対する軍事行動を公式に承認するまでの間、軍事作戦を停止することを目的としていた。米国憲法では、戦争の宣言や軍事行動の承認は議会の権限と定められており、民主党側の主張はこの憲法上の原則を踏まえたものとみられる。歴史的にも、大統領権と議会権のバランスをめぐる議論は、米国政治における重要な論点として位置付けられてきた。

僅差での決着

投票は僅差での決着となった。議会におけるこうした対立は今回に限った話ではなく、米国とイランの関係をめぐって繰り返し指摘されてきた経緯がある。軍事行動の拡大を懸念する声は野党側だけでなく、与党内から上がる場合もあるとされる。

今後の見通し

民主党側は、議会による対外軍事活動の監視・統制権を重視し、作戦拡大への懸念を表明してきた。米国のイラン政策をめぐっては、現政権の強硬姿勢と議会民主党の慎重姿勢が対立する構図が続いている。今回の投票結果は、こうした政治的分裂が今後も継続する可能性を示すものと言える。