BREAKING

米AI投資、中国の12倍 スタンフォード調査

元記事公開:

米国の優位、投資規模に表れる

人工知能(AI)分野で米国が優位を保っている。スタンフォード大学(Stanford University)の人間中心AI研究所(Stanford Institute for Human-Centered AI)がまとめた調査によると、2024年の米国における民間投資額は109億ドルに上り、中国の約12倍の規模に達した。影響力の高いAI研究論文も米国の研究機関から多く発表されており、技術開発を主導する立場にあるといえる。

訓練コストの低下が進む

一方で、AI産業を取り巻く経済環境は急速に変化している。モデルの訓練と導入にかかるコストが大幅に下がり、これまで多額の資金を要したAI技術への参入が容易になりつつある。新興企業や限られた予算で活動する組織でも、先端的なAI技術を活用できる余地が広がるとみられる。

競争構図の変化

米国が開発面で優位を維持する一方で、低コスト化によって幅広い主体がAIを利用できる環境が整いつつある。開発の集中と利用の分散という二つの流れが同時に進んでおり、グローバルなAI市場の競争構図を変える可能性がある。今後は、投資規模だけでなく、応用分野や人材の厚みが各国・各企業の競争力を左右する局面が増えそうだ。