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韓国海洋水産部は5月3日、韓国船籍の原油タンカーが紅海を無事に通過し、韓国へ向かっていることを明らかにした。ホルムズ海峡の閉鎖に伴う代替ルートの活用例としては2隻目にあたる。
同部によると、当該タンカーは韓国時間の午前10時時点で紅海を通過済みとのことである。ホルムズ海峡が閉鎖された影響により、中東産原油の輸入ルート確保が喫緊の課題となっていたが、紅海経由の輸送が実用的な代替手段として機能し始めている。
先行する成功事例として、4月中旬にはサウジアラビアのヤンブ港を4月17日に出発した別の韓国タンカーが紅海ルートでの輸送を完了している。こうした事例の積み重ねは、ホルムズ海峡閉鎖がもたらす供給網への影響を最小化する取り組みが着実に進展していることを示すものといえる。
韓国はエネルギー資源の大部分を海外輸入に依存しており、中東からの安定的な原油確保は国家的重要課題に位置づけられている。ホルムズ海峡は世界のエネルギー流通における要衝であり、その閉鎖は国際的なエネルギー市場にも波及しうる。紅海ルートの実効性が確認されつつあることは、韓国のみならず各国のエネルギー安全保障にとっても注目すべき動きである。