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韓国・済州島(チェジュド)で毎年春に行われるワラビ「ゴサリ」の採取シーズンが本格化しています。島の住民にとって重要な野生食材であるゴサリの新芽を求め、多くの人々が山間部へ入る一方、遭難や蛇咬傷といった事故が相次いで報告されています。
済州消防安全本部の発表によると、4月20日(日)午前11時32分ごろ、西帰浦市(ソギポ市)表善面の森林遊歩道で、60代の女性がワラビを採集中に道に迷い、消防当局に救助される事案が発生しました。同本部は翌21日にこの事案を公表しています。
済州島では毎年この時期になると、山々にゴサリ採取を目的とした人々が多数入山します。ゴサリは島の食文化に根ざした食材であり、地元の市場でも取引される経済的価値の高い山菜です。しかし、採取場所が山中の急斜面や見通しの悪い森林内に及ぶことも多く、道に迷って遭難するケースや、活動が活発になった蛇に咬まれる被害が繰り返し発生しています。
地元当局は、単独での入山を避けること、携帯電話の充電を十分に確保すること、長靴や厚手の衣服を着用して蛇への備えを行うことなど、具体的な安全対策を呼びかけています。それでもシーズン中の事故は後を絶たない状況が続いており、採取者自身の安全意識の向上が引き続き課題となっています。