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中国の香港・マカオ事務弁公室(港澳事務弁公室)の夏宝龍主任が、香港の主要電力会社CLPホールディングスのマイケル・カドリー会長と会談したことが明らかになった。
会談にはカドリー会長の息子であるフィリップ・カドリー氏のほか、傘下のCLPパワーの経営陣も同席した。国家級のエネルギー関係者も協議に加わったとされる。
今回の会談では、主に二つの議題が取り上げられたとみられる。一つは、世界的な燃料供給の不安定化が続くなかで、香港市民の日常生活に支障が生じないようエネルギーの安定供給を確保すること。もう一つは、香港北部に計画されている大規模開発構想「北部都会区(Northern Metropolis)」へのCLPの参画・支援についてである。
北部都会区は、香港と中国本土の深圳側との経済的な結びつきを一段と強化し、テクノロジーや産業の集積を目指す重要なインフラ構想として位置づけられている。大規模な開発を支えるには、安定的かつ十分な電力供給体制が不可欠となる。
国際的なエネルギー市場の先行きに不透明感が漂うなか、中国当局が香港の主要エネルギー企業と直接対話の場を設けたことは、供給面でのリスクに対する警戒感と、開発計画を着実に推進する意思の表れといえる。今後の具体的な協力内容や合意事項については、現時点で公式な発表はなされていない。