Bloombergが4月6日に報じたところによれば、OpenAI、Anthropic、Googleの3社は、米国製の最先端AIモデルから応答を大量抽出して中国企業が自社モデルを学習させる「モデル複製(distillation)」の取り締まりで連携を始めた。情報共有の枠組みには業界団体 Frontier Model Forum が使われる。
この動きは米中間のAI覇権競争が「モデルそのものの輸出管理」から「クエリ経由の学習流出管理」に焦点を移しつつあることを示している。FortuneとTechCrunchの関連報道は、OpenAIがDOD関連訴訟でもAnthropicを擁護するなど、米系主要ラボが対中姿勢で足並みを揃え始めた点を指摘した。
一方で、Anthropicは計算資源不足に直面しており、GoogleとBroadcomからギガワット級のコンピュートを追加確保した。業界内の再編と協調が同時進行している。
参照ソース
- Bloomberg(2026-04-06)
- Fortune(2026-04-07)
- TechCrunch(2026-03-09)