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アリババ・グループ・ホールディング(Alibaba Group Holding)は、中国国内の倉庫パークを不動産投資信託(REIT)として分離し、深圳証券取引所へ上場する計画について、香港証券取引所から正式な承認を得た。
対象は浙江省・嘉興パーク
今回の分離・上場の対象となるのは、浙江省東部に位置する嘉興パーク(Jiaxing Park)である。同施設は物流・倉庫インフラの拠点として機能しており、中国国内における重要な物流ハブの一つに位置づけられている。
アリババは2年前、物流子会社カイニャオ(Cainiao)の独立上場計画を撤回した経緯がある。今回のREIT化は、物流資産の価値を市場で実現するための新たなアプローチといえる。
資本効率化と透明性の向上が狙い
アリババは今年、物流資産の価値向上と資本効率化の推進を経営方針として掲げている。REIT化によりインフラ関連資産を分離・上場することで、中国国内の機関投資家から効率的に資金を調達できる仕組みを整える。物流事業と本体事業の財務構造について、それぞれの透明性が向上する効果も期待される。
競争が激化する電子商取引業界にあって、資産価値の適切な評価と市場での認知向上を通じ、物流事業の競争力強化を図る意図がうかがえる。