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イラン外相、核交渉の停滞についてロシア訪問時に米国の責任を指摘

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イランのアッバース・アラグチ外務大臣は、ロシア到着後に声明を発表し、核問題をめぐる国際交渉が目標を達成できなかった背景について、米国側に主たる責任があるとの認識を示しました。

アラグチ外相は声明のなかで、「以前の交渉ラウンドでは一定の進展が見られたにもかかわらず、米国側の過度な要求が障壁となり、最終的な合意には至らなかった」と述べています。この発言は、イランと欧米諸国との間で長期にわたり続いている核協議の難航ぶりを改めて浮き彫りにするものといえます。

イラン側は、交渉を前進させるためには米国がより柔軟な姿勢を示す必要があると主張しています。一方、米国とイランの間には核開発プログラムの規制範囲や経済制裁の解除条件をめぐって依然として大きな隔たりがあり、双方の歩み寄りは容易ではない状況です。

今回のアラグチ外相によるロシア訪問は、核交渉の経過についてロシア側と情報を共有し、関係国間の協調を図る狙いがあるとみられます。ロシアはイラン核合意(JCPOA)の当事国の一つであり、交渉プロセスにおいて重要な立場を占めています。

核協議の今後の見通しについては不透明な状況が続いており、関係各国の動向が引き続き注目されます。