元記事公開:
インドの執行局(Enforcement Directorate、以下ED)は、不動産開発大手ラジャ・ディベロッパーズ(Raheja Developers)に対し、資金洗浄防止法に基づく強制捜査を実施した。デリー首都圏(NCR)地域の複数拠点で捜索が行われ、関連資料や記録の押収が進められている。
今回の捜査は、同社が手がける住宅開発プロジェクトにおいて、購入者を対象とした詐欺行為があったとする疑惑に端を発している。ラジャ・ディベロッパーズはインド国内で複数の大規模住宅プロジェクトを展開しており、多数の消費者が関与していることから、被害の規模についても注目が集まっている。
インドの不動産業界では近年、規制当局による監視が強化されている。EDは資金洗浄防止法(Prevention of Money Laundering Act)に基づき、不正な資金移動や違法な取引パターンの摘発を目的とした捜査を継続的に実施してきた。不動産分野は資金の流れが複雑になりやすく、当局が重点的に監視する領域の一つとなっている。
現時点では捜査の初期段階にあり、同社側の正式な反応は確認されていない。今後の調査の進展により、資金の流れや関係者の関与についてさらに詳細な事実が明らかになる見通しである。