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ウクライナがイスラエルに対し、ロシアによって奪取された穀物を積載した船舶の押収を正式に要請していることが、ユーロニュース(Euronews)の報道で明らかになった。
ウクライナの高級外交官筋によれば、イスラエルが外交ルートを通じた要請に適切に対応していれば、SNS(交流サイト)上での公開的な発信を行う必要はなかったという。この発言は、イスラエルのサアール(Sa’ar)外相がウクライナ側の対応を「ツイッター外交」と批判したことへの反論とみられる。
両国間では公開の場でのやり取りが増えており、外交方針をめぐる立場の違いが表面化している。
穀物はウクライナにとって主要な輸出品目であり、ロシアによる侵攻が続くなかで国家経済を支える重要な柱となっている。ウクライナは、ロシアが違法に奪取した穀物の回収と、その運搬に関与する船舶への国際法の適用を国際社会に求めてきた。
こうした背景のもと、ウクライナはイスラエルを含む主要国への外交的な働きかけを強めている。穀物の不正な流通を阻止するうえで各国の協力をいかに得るかが課題となっており、イスラエル側の対応や両国間の外交関係の今後の推移が注目される。