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トルコのエルドアン(Erdogan)大統領は4月15日、米国とイラン両国に対し、現在の停戦状況を生かして恒久的な平和構築に向けた取り組みを進めるよう呼びかけた。トルコ西部アンタルヤで開催された第5回アンタルヤ外交フォーラムでの発言となる。
エルドアン大統領は演説の中で「武器が再び言葉に取って代わることを許してはならない」と強調し、「平和への最短経路は対話と外交であることを忘れてはならない」と訴えた。さらに「平和は片方の翼だけでは飛べない鳥のようなものだ」と述べ、関係国が一方的な行動ではなく、包括的な外交努力を通じて平和を追求する必要性を指摘した。
また、イスラエルによるいかなる挑発行為にも警戒を怠らないよう、米国・イラン双方に注意を促した。停戦が成立した後も中東地域の情勢は依然として不安定な状況が続いているとみられ、突発的な衝突が再燃するリスクへの懸念がにじむ発言といえる。
トルコは近年、中東情勢において関係国間の対話の仲介役としての存在感を高めており、今回の発言もこうした外交方針の延長線上に位置づけられる。アンタルヤ外交フォーラムはトルコの外交政策の方向性を内外に示す重要な国際会議として定着しつつあり、エルドアン大統領の演説は、地域の安定に向けた同国の積極的な関与姿勢を改めて印象づけるものとなった。