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カナダ・アルバータ州のレスブリッジ大学(University of Lethbridge)キャンパスにおいて、学者のフランシス・ウィドウソン(Frances Widdowson)氏が不法侵入の疑いで逮捕され、罰金刑を科されたことが明らかになった。
ウィドウソン氏はマウント・ロイヤル大学(Mount Royal University)の元教授で、カナダの先住民寄宿学校制度の歴史的評価について、主流の見解とは異なる立場から議論を展開してきた人物として知られている。
報道によると、レスブリッジ大学は同氏が計画していた講演について、キャンパス内での会場提供を認めない方針を正式に発表しており、逮捕はその決定の直後に発生したとみられている。大学側が講演の開催を拒否した具体的な理由については、現時点で詳細な説明は公表されていない。
今回の一件は、大学キャンパスにおける学問的表現の自由と、施設管理・安全上の判断との間にある緊張関係をあらためて浮き彫りにしている。カナダでは先住民寄宿学校制度をめぐる歴史認識が社会的に重要な議題となっており、同氏の主張に対しては国内で強い批判が寄せられてきた経緯がある。
一方で、大学が特定の見解を持つ人物の講演を認めず、結果として逮捕に至った経緯については、言論の自由の観点から懸念を示す声も上がっている。今後の司法手続きや大学側の対応が注目される。