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カナダの著名な化学者ヤヌシュ・パウリシン(Janusz Pawliszyn)氏が、中国広州市の中山大学(Sun Yat-sen University)に参加することが明らかになりました。同大学は4月9日に公式発表を行っています。
71歳のパウリシン氏は、カナダ化学研究所(Chemical Institute of Canada)から同国最高峰の栄誉を受けた研究者であり、カナダ王立協会(Royal Society of Canada)のフェロー会員でもあります。化学分析の分野で世界的に知られる存在です。
同氏は数十年にわたり多くの学生を指導してきました。修士課程および博士課程の学生は110人を超え、ポスドク研究員および訪問学者としては200人近くを受け入れています。とりわけ中国出身の学生が多く、長年の学術活動を通じて中国との関係を深めてきた経緯があります。
その一例として、中山大学の研究者オウヤン・ガンフェン(Ouyang Gangfeng)氏が挙げられます。同氏は2004年から2005年にかけてパウリシン氏の研究室でポスドク研究員として活動していました。このように、パウリシン氏のもとで研鑽を積んだ中国人研究者が現在、中山大学で活躍していることが、今回の参加の背景にあるとみられています。
化学分野における国際的な学術交流と、長年にわたり培われてきた人的ネットワークの成果を示す事例として注目されます。