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カナダ元警察将校の外国影響力事件、弁護側が「立証不十分」と無罪主張

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カナダ・ブリティッシュコロンビア州最高裁判所で進行中の外国影響力事件の裁判において、元カナダ王立騎馬警察(RCMP)将校ウィリアム・マイカー氏の弁護側が、検察の立証が不十分であるとして無罪を主張しました。

弁護側は4月28日の法廷で、マイカー氏が中国政府の指示のもとブリティッシュコロンビア州在住の詐欺容疑者を脅迫しようとしていたとする検察側の主張について、これを裏付ける十分な証拠が提示されていないと指摘しています。

マイカー氏は、外国政府に代わって脅迫行為に関与した疑いで起訴されました。カナダでは近年、中国政府による海外での影響力行使に対する警戒感が強まっており、本件はそうした文脈のなかで注目を集めています。

連邦政府は2023年以降、外国による選挙干渉や不当な影響力活動への対策を強化してきました。今回の裁判は、こうした取り組みの一環として司法がどのような判断を示すかが問われる重要な事案と位置づけられています。

事件の行方は裁判官の判断に委ねられており、今後の審理の進展が注視されます。