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カナダ検察、主要証人を呼ばず訴訟終了 中国関連容疑の元RCMP警察官事件

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カナダ・ブリティッシュコロンビア州最高裁判所で4月22日、中国政府との関係が疑われる容疑で起訴されていた元RCMP(カナダ王立騎馬警察)警察官ウィリアム・マジャー氏の裁判において、検察側が主要証人を法廷に立てないまま訴訟を終了させるという異例の展開があった。

マジャー氏は、中国政府のために活動し、詐欺容疑者とされる人物を対象とする工作を支援したとされる安全保障関連の容疑で起訴されている。外国政府機関による干渉活動に関わる事案として、カナダ国内で広く関心を集めてきた。

検察官チャールズ・ホウ氏は当初、被告人の友人を主要証人として召喚する方針を示していた。しかし、この証人の証言を得ることなく検察側の立証を打ち切った。立証方針の変更とみられるこの判断について、検察側は詳細な理由を明らかにしていない。

今回の展開が裁判の行方にどのような影響を及ぼすかは、現時点では不透明である。カナダでは近年、外国からの干渉活動への対処が政策上の重要課題となっており、本件の審理についても引き続き注視が必要とみられる。