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カナダ首相、欧州政治共同体サミットに招待――非欧州国として初の参加へ

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欧州理事会のアントニオ・コスタ(Antonio Costa)議長は4月28日、カナダのマーク・カーニー(Mark Carney)首相を、5月にアルメニアで開催される欧州政治共同体(European Political Community、EPC)サミットに招待したと発表しました。欧州圏外の国の首脳がEPCサミットに参加するのは、2022年の創設以来初めてとなります。

EPCは、欧州連合(EU)が主導して設立した包括的な政治対話の枠組みです。これまでウクライナやモルドバなど欧州周辺国の首脳が参加してきましたが、対象は欧州およびその近隣地域に限られていました。今回の招待は、この枠組みが大西洋を越えて広がる転機となります。

コスタ議長は、招待の背景としてカナダと欧州の戦略的関係の深まりを挙げています。カナダは主要7か国(G7)や北大西洋条約機構(NATO)を通じて欧州諸国と長年にわたり協力関係を築いてきました。今回の決定は、欧州側がグローバルな民主主義国家との連携をより重視する姿勢を示したものといえます。

アルメニアで開催される今回のサミットでは、欧州地域の政治的結束や民主的価値観の共有が主要な議題となる見通しです。カナダの参加により、どのような具体的な協力が打ち出されるのか、今後の議論の行方が注目されます。